剣菱 零式航空機兵21型

  最初の大量生産された型で、零式航空機兵の中で最も活躍したのがこの21型だ。

 零式航空機兵11型が艦載が出来る陸上基地用の機体だったのに対し、この21型は狭い

艦内に収納するための翼端折り畳み等様々な改良や海上に不時着した時ある程度のあい

だ浮いていられる気密ブロックを持ち、あと遠距離通信機能が向上した。

 F4Fとの空中戦は圧倒的であり敵との戦力比が3:1でも優勢に戦闘を進めること

が出来たが、急降下制限速度はわずかに劣ったため中高度以上での空戦では取り逃がす

ケースもあり、一撃離脱戦法に切り替えられたあとはてこずるようになった。

 零式航空機兵21型 スペック(人型モード時)

 全高9.01m 全幅5.8m 全備重量2,910kg 最大速度533.4km/h

 重力子発動機栄12型 940馬力 1機装備 搭乗員 1名

 武装 20mm機銃 2丁 7.7mm機銃 2丁

 剣菱飛行機製 皇紀2601年 制式化


               作品について

        この作品はCG集用に描き起こした物です。

 使い込まれて塗装も剥げています。 手にしているのは刺突爆薬で重装甲の陸戦用機

兵や対艦船用で強力ですが使う方も大変危険です(元もとは重装甲の陸戦用機兵専用の

兵器)。 バズーカ砲弾のように爆発力は前方方向へと抜けるため機体に被害は出ない

ことになっているけど敵の爆発に巻き込まれる事が多く、低空を高速で接近し、すれ違

いざまに槍で突くような方法が取られたがそれでも被害は出ます。 ほとんど特攻に近

い方法ですが体当たりよりは全然ましでしょう。 重ロケット弾搭載型が出るまでのつ

なぎと言うところでしょうか。

※X68Kで描いた物をフォトショップで加工しています。

前に戻るタイトルに戻る