中洲 四式航空機兵「疾風」甲

 元陽皇国陸軍の航空機兵で皇紀2604年に制式化されたため末尾の"四"を取って"四式"

となった。 

 皇紀2602年以降の敵の大出力型航空機兵の大量投入により元陽皇国の絶対防衛圏は危

機にさらされており、現状のまま戦いが進行すれば皇国全土が戦果に包まれるのは時

間の問題であった。 陸軍は現状打破のためメルカ帝国以上の大出力型航空機兵の開発

を中洲航空機に命じた。

 新型の大出力発動機の開発も同時進行で進み開発に約1年半かかったが、結果採用され

たのがこの「疾風」であった。 最初の半年は発動機に関するトラブルで思うように活

躍出来なかったが、それから停戦までの二年半のあいだ、発動機の換装を受けながら陸

軍航空隊の主力として戦い抜いた。 特に「迅雷」部隊と共同での対浮揚戦艦作戦は有

名である。


 四式航空機兵「疾風」甲 スペック(人型モード時)

 全高10.5m 全幅6.3m 全備重量4,250kg 最大速度678km/h

 重力子発動機ハ-45-21型 2,000馬力 1機装備 搭乗員 1名

 武装 20mm機銃 2丁 12.7mm機銃 2丁

 中洲航空機製 皇紀2604年 制式化


               作品について

  この作品はCG集用に描き起こした物です。

     今まで描いた航空機兵の中で最も”ヒーロー”っぽいデザインですね。

 疾風をモチーフにした割に肉太な機体なんで「こんなの疾風じゃない!」と言った奴

がいましたが、自分なりに2、000馬力のプロポーションを表現している訳なんですよ。

 ちゅう訳で、もし「P−47サンダーボルト」をデザインしたら大変な物になるのは

目に見えますね・・・(今回出してませんが「雷電」はスンゴイです)。

※X68Kで描いた物をフォトショップで加工しています。

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